おいしくコーヒーを飲むならサーモスマグが一番良い理由

2011-06-04 2022-07-09
コーヒー
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コーヒーをマグに持ち運んで飲むなら、かつてはサーモスマグ一択でした。追記した最近使っているコーヒーマグと合わせて紹介します。

スタバから「タンブラー」が発売されて以来、日本でも一気にマイボトルを持つ文化が広がりました。環境にもよく、繰り返し使えて経済的な「マイボトル」は今まで以上に注目を集めつつあります。

マグとタンブラーの違い

マイボトルを語る上で、無視できない2つのキーワード。それは「マグ」「タンブラー」です。ここで言うマグとは、マグカップでは無く「サーモマグ」を意味します。

マグとタンブラーの違いについて簡単に書いてみます。

  • マグ(サーモマグ):主にステンレス製。いわゆる「魔防瓶」の構造を持ち、保温効果に優れています。
  • タンブラー:主にガラス・プラスチック製。サーモマグより値は安いが、その分保温効果は低い。

厳密な言葉の「定義」は捉え方がまちまちです。製品の素材によって両者の違いが判断されることが多いようですね。例えば、象印やサーモスから発売されているのは「マグ」であり、スタバやタリーズで発売されているのは主に「タンブラー」です。(ただ、スタバからステンレス製のタンブラーも発売されています。)

コーヒーを持ち運んで飲むならマグ

まず、コーヒーを飲むならマグとタンブラーどちらが良いか?についてです。実際に両方使ってみましたが、持ち運んで飲むなら圧倒的に「マグ」がオススメです。

理由はやはり保温性の違い。

ここで言うコーヒーはホットとアイスの両方を想定しています。タンブラーの場合はアツアツを入れてもキンキンに冷えたものを入れても、ちょっと時間が経つとあっという間に「ぬるく」なってしまいます。スタバからは保温性の高いステンレス製タンブラーも出ています。ですが、蓋の部分がプラスチック性という事もあり、やはりマグに比べると保温性はやや劣ります。

美味しくコーヒーを飲むならサーモスマグ

さて、本題のコーヒーを飲むのにオススメなマグについてです。これまでタイガーのマグ200ml、300mlと、サーモスマグの350mlを使ったことがあるので、その経験をもとに書いてみます。

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左:タイガーマグ(200ml)、右:サーモスマグ(350ml)

経験上、おいしくコーヒーを飲むなら「サーモスのマグ」がオススメです。

保温性だけを取り上げて話をすれば、タイガーマグの方がその能力は高いです。タイガーマグはフタまで魔法瓶構造の一部のようになっていて、温度が逃げにくくなっています。

熱い飲み物の場合は、

  • 6時間で60℃以上
  • 1時間であれば83℃以上

冷たい飲み物の場合は、

  • 6時間で10℃以下

を保証しています。

また、タイガーのマグは蓋をはずせばダイレクトに飲めるドリンクボトルで「開封用蓋+本体」のみの構造なので、洗いやすさという点でも利点があります。

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マグを分解

以前は、この保温性と洗いやすさに魅力を感じて、タイガーのマグを使っていました。しかしながら「コーヒーを美味しく飲む」という点について言及すると、このタイガーのマグには1つだけ無視できない欠点がありました。それは、蓋止め用ゴムパッキンにコーヒーのにおいが残ってしまうことです。

タイガーのマグは本体はスーパークリーン加工なる汚れにくく、ニオイがつきにくい加工がなされているのですが、一方で、ゴムパッキン部分については、非常に飲み物の匂いがうつりやすくなっています。特に「コーヒー」を入れると匂いうつりは顕著で、洗っても洗っても、匂いがとれなくなってしまいます。

タイガーのマグの場合、開封用の蓋自体にゴムパッキンが付いていることもあり、蓋を開ける際にどうしてもゴムパッキンの匂いが鼻先を通過してしまい、この点はとても気になっていまいした。

そこで、サーモスのマグの350mlに変えてみたところ、この匂いの点が著しく改善されたのです。サーモスマグの場合は「開封用蓋+飲み口用蓋+本体」の3段構造になっていて、開封用蓋のごく一部分と、飲み口用蓋にゴムパッキンが付いています。もちろん、コーヒーを入れて使うとこの部分に多少の匂いはつきますが、我慢出来ないような変な匂いが付くことはありませんでした。

3段構造になったので、手入れが今までより大変かな?と危惧していましたが、洗う際は他の物も合わせて一度に洗ってしまうので、この点については負荷が増えたとは全く感じませんでした。むしろ、口当たりのよい樹脂製の飲み口の恩恵の方が大きかったです。

しかし1点注意としては、保温効果についてはタイガーのマグの方が高いです。

サーモスの説明ページでは、以下のように説明されています。

  • 保温効力(6時間) 58度以上
  • 保冷効力(6時間) 11度以下

6時間のケースではタイガーのマグと2°Cしか違いが無いですが、個人的な体感ではだいぶ違っていました。

6時間だとこの程度の差になるかもしれませんが、例えば、朝にアツアツのコーヒーをマグに入れてお昼に飲むとすると、タイガーのマグの場合はアツアツ(舌が火傷する可能性があるくらい!)のままでした。しかし、サーモスマグの場合は熱いままではあるものの、温度が下がった事は実感できます。

個人的には、朝にアツアツを入れておけば昼は(やや、ぬるめではあるものの)適温の範囲内で飲めるので気に入って使っています。保温性を求める場合はサーモスよりタイガーのマグをおすすめします。また、コーヒー以外の匂い移りがしない飲み物を入れるのであれば、タイガーのマグは非常にオススメなマグです。

サーモスのマグを買うなら無印良品

実は、サーモス社製のマグは無印良品で買うことができます。無印良品では多種多用な商品を扱っていますが、すべて無印で製造している訳ではなく、OEM供給で他社が製造しているケースも多いです。

無印良品のOEM供給って何?
OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略称です。他社が商品を製造し、それを無印良品のブランドとして発売しています。

電子レンジや掃除機など無印良品で発売している家電製品も、OEMで東芝やサンヨーが造っていたりします。無印良品のマグは2011年6月現在2タイプ出ています。(注:現在、商品タイプが変わりました。詳細は追記参照。)

  • ステンレス保温保冷携帯マグ 0.35L
  • ステンレス保温保冷携帯スリムマグ 0.30L

スリムタイプもなかなか良さそうで悩みましたが、最終的に「容量」と「見た目」と「洗いやすさ」で350mlタイプに決めました。コーヒーを外出先で週3日以上持ち出して飲んでいる方は、ぜひサーモスマグを試してみください。毎日おいしいコーヒーが適温で飲めるようになります。

最後に、関連記事のご紹介です。ネットで買える安くて美味しいコーヒー豆の情報は以下にランキング形式でまとめています。最近ではスーパーや量販店で買うよりも、ネット注文した方が圧倒的に安くて美味しいコーヒー豆が手に入ります。自宅で豆を挽いてコーヒーを飲んでいる方は、是非チェックしてみてください。

その他、コーヒー関連の記事は以下でも書いています。よろしければ御覧ください。

追記:最近はサーモス以外にもいろいろなマグを使っています

追記です。(2014年2月)

現在では無印良品から出ているマグの商品タイプがリニューアルされ、フタとボトルを自分で組み合わせて作れるタイプのマグが販売されています。

ちょっと前までは、ネットストアでも、ふたとボトルそれぞれ3タイプずつ発売されていた記憶がありますが、現在は、350mlのボトルとコップタイプのフタしか取り扱いがないようです。店舗ではまだ販売されていると思いますが、他にも、手持ちフタなどのバリエーションがあります。

個人的には、ぽてっとした見た目の0.35Lタイプのフォルムがとても気に入っていたので、リニューアルされてしまったのはちょっと残念です。

他にも最近のコーヒーマグ事情を改めて調査してみたところ、サーモスからコーヒーメーカー専用マグなんてものが発売されていました。

コーヒーメーカー、ケータイマグ、ペーパーフィルターが全てついて、価格も5000円程度。相場を考えると、なかなかお得ですね。コーヒーマシンを持っていない人でマグを探していた人は、検討してみても良いかもしれません。

また、私が最近よく使っているのが、フタなしの長いコップタイプのステンレスマグです。

自宅や会社に据え置きして、それぞれの場所で使っています。フタ付きのものと比較すると、どうしても保温性は落ちてしまいますが、それでも、通常のマグカップと比べるとコーヒーが冷めにくいです。ゴムパッキンの部分も無いためにおいの心配も皆無なので、よくコーヒーを飲まれる方には、非常にオススメです。


追記です。(2016年5月)

最近よく使っているコーヒーマグは「ウォールマグ デミタ」です。

主に職場で使っています。保温性はそれほど高くありませんが、軽くて持ち運びがしやくとても気に入っています。デミタはデザイン性の高さから最近注目されているブランドです。おそらくウォールマグが一番有名ですが、コーヒープレスも販売していて、こちらも自宅&職場で愛用しています。

コーヒープレスは茶葉で紅茶を出すようにコーヒーの粉からコーヒーを淹れる機械です。

これまで、ドリップコーヒーしか飲んだことが無い人は多いかもしれません。コーヒープレスのコーヒーはドリップとは違った味わいになるので、コーヒー好きな方は一度は試してみることをオススメします。ハンドドリップと比較して、使い終わったコーヒープレスを洗うのは多少面倒ではありますが、淹れる時に限って言えばコーヒーの粉を入れて数分待つだけなので、ドリップよりも簡単です。

なぜコーヒープレスでコーヒーを飲んでいるのかというと、最近「完全無欠コーヒー」にはまっているからです。完全無欠コーヒーでは、コーヒーを抽出する際にコーヒープレスを使うことが推奨されています。コーヒープレスで淹れたコーヒーはドリップで淹れたコーヒーよりもコーヒーオイルがより多く抽出されて健康に良いとされています。

完全無欠コーヒーとは、一言で言うと「栄養価の高いバターコーヒー」です。もう少し詳しく説明してみると、自然の牧草だけを食べて育った牛からつくったバターとMCTオイル(ココナッツ由来のオイル)を、毒素の少ない新鮮なコーヒー豆をつかったコーヒーと混ぜて飲むコーヒーのことです。

シリコンバレーIT起業家が自分の身体で何度も実験を重ねて自身のパフォーマンスを最大化するために開発された飲み物です。私自身も、完全無欠コーヒーを飲み始めてからとても調子がよく、ずっと朝に飲み続けています。体感としては、特に午前中〜夕方くらいまでの集中力が非常に高くなりました。

完全無欠コーヒーの話は、以下の記事で詳しく書いているので興味がある方は是非読んでみてください。

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