自宅テレビをちょっとしたコンポとシアターにする方法

自宅テレビをちょっとしたコンポとシアターにする方法をご紹介。お手頃価格で、手に入ります。
今回紹介するテレビのコンポ&シアター化は、以下に当てはまる人にオススメです。
- 家にテレビはあるけど、音楽コンポが無い
- 家のテレビが、比較的大きい
- DVD/BDを借りて、家で観る事がある
- PCを持っていて、iTunesを使って音楽を管理している
- 自宅にインターネットの無線環境がある
以下の2つを組み合わせる事で、テレビの機能をぐんと拡張させる事ができます。
まず「Apple TV」についてです。
Apple製品の中ではどちらかと言うと知名度が低いApple TV。ですが、定価8800円という低価格の割に、私たちのライフスタイルに非常に大きなインパクトを与えてくれます。

Apple TVを使って「できる事」の概要を以下に抜粋します。
- 高画質(HD画質)の映画等をテレビから直接レンタルできる(有料)
- YouTube、Flickr…等のサービスをテレビから利用できる
- PCのiTunesに保存している写真、音楽、ビデオをテレビで再生できる
- iPhone/iPad/iPod touch のコンテンツを、テレビ上に映す事ができる
Apple TVの機能で特にオススメなのが、上記の3番目に挙げた、iTunes上のコンテンツをテレビで再生できる機能です。

PCに保存されている音楽やビデオをインターネットの無線環境を通じてテレビにストリーミング再生する事ができるので、CD/DVDを入れ替える事無く、iPodでコンテンツを選ぶような感覚で音楽やビデオを再生することが可能となります。

お金をそこまでかけたくない場合はこれだけでもOKなのですが、このままの状態ですと、再生される音楽はテレビの備え付けスピーカーから音が出ます。音楽コンポと名乗るには「音質」がすこし心許ないです。
そこで、別途スピーカーをテレビに接続する事で音質を強化します。私はBOSEスピーカーM2を愛用していますが、ここは予算との相談で、満足できるものであれば何でもOKです。

もともと、このスピーカーはPC用に購入したのでした。でも、そもそもPCで音を流す機会が少なく、いっそTVで使った方がいいんじゃね?と思い、テレビ用に付け替えてみたのですが、これが大当たりでした。
好きなアーティストのMusic VideoをiTunesに保存して再生すれば、映像がある分、音楽コンポ+αの楽しみがあります。

さらに、テレビのオートOFFタイマー機能を使えば、音楽を聞いたり、Music Video を流しながら眠りにつく事も可能です。

(ただし、この方法だとテレビの電源は消えますが、Apple TV側の電源は消えずにそのままコンテンツを再生し続けます。電気代が気になる人はご注意ください。)
興味があればこの「Apple TV + スピーカー」の組み合わせを、ぜひお試しあれ。TVの音質もグレードアップし、一石二鳥ですよ。